マクロ解説:第5回 マクロを使用した加工の実例

例1)ターニングセンタの工具交換

主軸がB軸に旋回する機械で、プログラム呼び出しにより工具交換と主軸の位置合わせをしています。
NCVIEW Trialのサンプルデータ「ターニングセンタ」を元に解説します。

このように、工具交換という共通化したプログラムを作ると、同じような指令をプログラム呼び出しだけで制御することができます。

例2)座標変換

門型機械で加工面を切り替えるとき、座標変換のプログラムを呼び出しています。

NCVIEW Trialのサンプルデータ「アタッチメント旋回」を元に解説します。
※前提として#11111(システム変数)は1000にセットされています。

呼び出したプログラム(O9023)は複雑ですが、このようにプログラムを作っておくと、呼び出す側はプログラム番号と引数を考えるだけでよいのでNCデータ全体の見通しがクリアになります。

ターニングセンタやアタッチメント旋回のシミュレーションはNCVIEW Trial上で実行できます。
また、NCデータを自由に編集できるので、プログラムによってNCデータの挙動がどう変わるのかをぜひ試してみてください。

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