マクロ解説:第3回「プログラム呼び出しと引数の関係」

G65・G66

G65・G66を使うと、プログラムを呼び出すことができます。
また、呼び出したプログラム内で使うローカル変数の値をパラメータとして受け渡すことができます。
これを引数と呼びます。
G65では実行ブロックのみ、G66ではG67で解除するまで1ブロックごとに指定したプログラムを呼び出します。

プログラム呼び出しで指定した引数の数値は、呼び出されたプログラムのローカル変数に自動で入力されます。
よく使われるパラメータとローカル変数は以下のようになります。

呼び出し側の文字呼び出された側で数値が自動入力されるローカル変数よく使われる状況
A, B, C#1, #2, #3主軸やテーブルの旋回、回転
I, J, K#4, #5, #6座標変換
T#21工具交換
X, Y, Z#24, #25, #26工具移動、座標変換

次回はカスタムマクロを使った数式と条件分岐・繰り返しについて解説します。(第4回に続く)

マクロ解説:第4回へ

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